骨粗しょう症予防にもコラーゲン

スキンケアと骨ケアにコラーゲンが有効

コラーゲンが効果を発揮する分野は美容と健康の2つです。
その中でもお肌のスキンケアと、関節や骨関係の病気の予防にコラーゲンは役に立ちます。
これは両方ともコラーゲンが大量に含まれている組織だからです。

骨粗しょう症にもコラーゲン

腰痛や関節痛の治療にはコラーゲン注射が用いられています。
また骨粗しょう症(骨粗鬆症)は高齢者や閉経後の女性に多く見られる病気ですが、こちらの予防や治療にもコラーゲンが用いられます。
これは骨の重要成分がコラーゲンだから。
今回は骨粗しょう症の原因とコラーゲンの関係について考えていきます。

骨粗しょう症は硬骨がスカスカになる病気です

骨には硬い骨(硬骨。カルシウム分を多く含む、かたい性質の骨)と、軟らかい骨(軟。、軟らかで弾性に富む骨。関節・鼻・耳介・椎間板などの骨)がありますが、骨粗しょう症はこの内、硬骨の病気です。
原因は硬骨の2/3を占めるヒドロキシ‐アパタイト(hydroxyapatite、ハイドロキシアパタイト。カルシウムとリンなどの無機物でできた物質)の主成分であるカルシウムが減少したからと言われます。
しかし、実際には残り1/3の9割を占めるコラーゲン繊維の劣化と減少が、骨粗しょう症の原因なのです。

骨は鉄筋コンクリートのようなもの

骨の仕組みは鉄筋コンクリートに似ています。
その内、「鉄筋」にあたるのがコラーゲン。
弾力性に富んでいてしなやかなコラーゲン繊維は、骨の芯となり、鉄筋のように骨を貫いて支えています。
逆に「コンクリート」にあたるのが、カルシウムを含む固い無機質です。
骨粗しょう症は、骨の成分が減少し、もろく折れやすくなった状態になる病気のこと。

骨がボロボロとなる原因は、カルシウム不足だけではありません。
鉄筋であるコラーゲンが劣化したり減少すると、コラーゲン繊維と周りの無機質の接着が悪くなり、骨がかすかすになります。
しっかりした「鉄筋」がない「コンクリート」だけの体は、レンガ造りの家のように簡単に崩れてしまうのです。
骨粗しょう症を予防するためにも、カルシウムだけでなく、コラーゲンをきちんと摂取しましょう。
丈夫な骨や足腰を作るのは、口から取る栄養素なのです。